2006年07月03日

零れ落ちた勝利

ドイツ1-1(PK4-2)アルゼンチン

なんというか、実にワールドカップらしい試合だった。前半、互いにハイレベルであるが故の拮抗。ドイツに1本、バラックの惜しいヘディングがあっただけで両軍ともほとんどチャンスなし。互いに慎重ながらも球際は激しい。うーん、痺れる緊迫感。

前半の後半はほぼアルゼンチンがボールをキープし、前半65:35という支配率を残すが横パスは繋げてもシュートが打てない。サビオラに替わって先発出場のテベスも頑張って走り回っているがことごとくドイツのDFに刈り取られる。しかし、日本戦やコスタリカ戦であんなにぐだぐだだったドイツDFライン、いつのまにか安定してるなあ。

後半開始早々の49分、セットプレーで試合が動く。リケルメの右からのコーナーキックをクローゼと競りながらアジャラが頭で合わせて先制。追いかけるドイツ、逃げるアルゼンチンの展開に。おそらくそれは両軍の心理的にもそうで、ここから徐々にドイツがアルゼンチンを押し込みはじめる。62分、ドイツはシュナイダーに替えてオドンコール投入。彼の右サイド突破はドイツの反撃に勢いを与えていた。

対してアルゼンチンは今日は控えだったカンビアッソを準備。と、71分、GKアボンダンシエリがどうやらクローゼとの接触で負傷した模様、交代を余儀なくされる。ここからアルゼンチンの逃げ切りの目算が徐々に崩れていく。続けて72分には準備していたカンビアッソを投入。交代するのは・・・リケルメ。さらに79分にはクレスポを下げてクルス。もう交代枠がない。ペケルマン監督は完全に逃げ急いでいる。時間よ、早く過ぎろ・・・。

しかし、逃亡むなしく80分、アルゼンチンが運命の毒牙にかかる。バラックのクロスをボロウスキが頭で流し、走りこんでいたのはまたもクローゼ。ヘディングで決め同点。互いに消耗しての延長戦、アルゼンチンは攻め込む時間も作ったがテベス一人ではどうにもできず、クルスは結果的に大ブレーキ。そのままPK。レーマンが全てのシュートに反応、2本を止めて開催国が勝利。アルゼンチンはメッシもサビオラもアイマールも120分ベンチに置いたまま、敗戦の笛を聞いた。


75分ほどまでは「開催国消えるか」という空気満々だったんですが流れというのは怖いですね・・・。アルヘンは後半の頭に先制して、ちょっと逃げ急ぎすぎてしまったかなという感じ。リケルメまではまだわからんでもないんですが、うーん、クルス・・・。


イタリア3-0ウクライナ
イタリアはトニの1トップ。ジラルディーノも、デルピエロもインザーギもイアキンタも全員ずっとベンチ。使わないなら日本にくれよ、と言いたくなる(笑)。

ウクライナはDFラインとMFの間が空いてしまっている感じでそこを再三イタリアにつつかれる。6分、そのスペースをドリブルで駆け上がったザンブロッタが見事な低空ミドルシュートをゴール隅に決め先制。こうなるとGLから攻撃にインパクトを欠くウクライナがイタリアを崩すのは厳しい。それでも何度かゴール前で大チャンスを生み出したものの、クロスバーやブッフォンに阻まれ得点ならず。逆にトニが2点追加して完勝。さあ、ベスト4。02WC、04ユーロと恥辱を味わったアッズーリの逆襲は完遂なるか。
posted by TSU-KA at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/20184183

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。