2006年06月18日

もう1つの“死の組”

ポルトガル2-0イラン
ポルトガルはデコが復帰。イランはダエイが負傷でベンチに。ま、イランにとってはそのほうが・・・ね。ポルトガルの猛攻をよく耐えしのいだイランだったが63分デコのミドル弾でついに力尽き、寄り切られた。まあスコア通りの内容でしたかね。フィーゴのパスから生まれたデコのミドルは動くボールをダイレクトでアウトサイドで蹴って左サイドネットへズドン。ビューチホー。

ガーナ2-0チェコ
ガーナはその走力と細かいパス回しを生かしてチェコDFをかく乱し、アッピアーとギャンのシュートが何度もチェコゴールに襲い掛かる。前半2分にいきなり先制すると守ってはネドベド、ロシツキー、ポボルスキーのスペースをきちんと消しにかかり自由にプレーさせない。チェコは66分にウィファルシが退場するともはや防戦一方、GKチェフが幾度もスーパーセーブでガーナの猛攻を阻止するも報われず、82分にムンタリの追加点が決まりガーナがアフリカ勢に今大会初勝利をもたらした。

ガーナは本当によく走るチームでした。攻撃はもちろんボールをロストした後の戻りも早い。チェコはDFが前節と一転して崩されまくり、GKチェフのスーパーセーブ連発とガーナの前節同様の決定力不足(PKも外している)がなければ3点、4点、5点と奪われていてもおかしくない内容。大会直前のスミチェルの離脱に続きコラー、バロシュの負傷と攻撃陣のアクシデントが連発し、攻め手がほしいところで切るカードがなかったのも響きました。おまけに次のイタリア戦はロクベンツもイエロー累積で出れません。快調なスタートから一転、苦境に追い込まれました。

アメリカ1-1イタリア
前節ショッキングな負け方をしてもう失うものはないアメリカは序盤から猛攻を仕掛ける。イタリアはそれを受けて慎重にならざるを得ず、引き気味に序盤を進める。守るイタリア、攻めるアメリカ、しかし先制点はイタリアの方に入った。22分、右からピルロのFKにジラルディーノが頭で合わせて先制。猛攻を仕掛けながらあっさりゲームプランを崩されたアメリカにとっては心が折れてしまいそうな展開だ。

がしかし直後27分、今度はアメリカのFKを処理しようとしたDFザッカルドがまるでオウンゴールのお手本のような見事なオウンゴールを自軍ゴールに蹴りこみまさかの同点。さらに28分、ハイボールを競った際にデロッシがマクブライドにエルボーを食らわせ一発退場!マクブライドは額から流血。イタリアのエンタテインメントなコンボによって試合は突如として混迷を極め、数分前とはまるで別の様相を呈していく・・・。

イタリアは既にイエローを貰っていたトッティを下げて負傷の癒えたガットゥーゾを投入。イタリアピンチかというムードが漂う中、前半ロスタイムに今度はアメリカのマストロエーニが後方からのタックルで退場!そして後半立ち上がり47分には同じくアメリカ・ホープが2枚目のイエローで退場!一人、また一人と選手が消えていく・・・ってこれなんてミステリー?

10人対9人の戦いとなった後半、イタリアは54分にはザッカルドに替えてデルピエロ、61分にはトニに替えてイアキンタを投入し勝ち越しを狙う。USAコールの中、必死に耐え忍ぶアメリカ。結局スコアは動かず乱戦はドローで幕を閉じた。


うーん、これは起きてて良かったと言えるんかなあ(笑)。イタリアは懸念の気性の荒さが出てしまいましたねぇ。混戦E組の重要な一戦だっただけにまともな試合で見たかったところ・・・。

しかしこの結果によってイタリアとチェコのどちらかが敗退する可能性が出てきました。特に攻撃陣が手薄になってしまったチェコは大ピンチです。


今夜の試合。
グループF 日本-クロアチア
川口と中田英にとっては8年前の復讐戦でもある。とにかく勝つしかない!そしてあのブラジルに勝てば決勝T進出、という夢のようなシチュエーションを手に入れるのだ。

グループF ブラジル-オーストラリア
得失点差を考えるとブラジルに大勝してほしいところ。ジーコのためにちょっと頑張りなさいよ!

グループG フランス-韓国
前節を見るとフランスは非常にまたやらかしてしまう感じが漂います。そっくりさんでなく本物のアンリを連れてこないと。
posted by TSU-KA at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

波、立たず

GL二戦目でさぁ盛り上がってまいりました。感想はちょっと手抜きモード。

アルゼンチン6-0セルビアモンテネグロ
何も言うことはありません。上手い選手達が組織的に動きよく走ればそりゃあ強いってことですね。2点目はパスを繋ぎまくって最後はクレスポがヒールでカンビアッソへ。ビューチホー。いまんとこベストゴールですかね。W杯デビューのメッシは出場15分で1アシスト1ゴール。

オランダ2-1コートジボワール
内容が良かったのもチャンスを多く作ったのもコートジボワールだったがスコアは2-1でオランダ。これもサッカー。コートジボワールはドログバがやや空回っていたのとアルカ・コネがいくつかチャンスを逃したのが痛かった。死の組と呼ばれたC組、しかし終わってみれば3戦目が消化試合になってしまいました。

メキシコ0-0アンゴラ
見てないのでなんとも言えませんがドローですか。勝ち抜けを決められないまま次ポルトガルとですが、得失点差からまあ大丈夫かな。

posted by TSU-KA at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

焦燥と安堵と・2

スウェーデン1-0パラグアイ
GL突破を賭けて互いに負けられない戦い。スウェーデンも前節と同じような展開を繰り返してしまう。立ち上がりから前線がいい組み立てを見せるがゴールに結びつかない。スウェーデンの攻撃を凌いで、パラグアイも今日は守ってばかりいられないので反撃に出る。こちらもバルデスが前節に続いて奮闘。サンタクルスはいまいち目立たない。

スウェーデンは後半頭でイブラヒモビッチを替えてアルバックを投入する。55分にはいい位置でFKを得るがラーションのシュートをGKがナイスセーブ。超決定機は61分、オフサイド気味に抜け出したアルバックにボールが通ってGKと1対1になりふわっと浮かせたループシュート!が、これをDFカニサが戻ってライン際で超クリア!これが入らないなんて・・・。82分にも大チャンスを逃し、アルバック、とことん見放されている・・・。

今日のスウェーデンが良かったのはここで攻撃が硬直してしまわなかったところ。前節のように単調になることなく試行錯誤を繰り返し、何とかしようという気持ちがブラウン感のこちら側にも伝わってくる。ベンチも68分にはウィルヘルムションに替えてヨンソン、86分にはキムを下げてエルマンダーを投入、前線の枚数を増やし何としても得点を奪いにいく。積極策がついに実を結んだのはドロー寸前の89分。エルマンダーの右からのPA内左へのクロスをアルベックがDFと競りながら頭で折り返し、ラーションにDFが2人つられてケアのなかった右寄りに走りこんだリュングベリがフリーで頭で押し込み試合を決めた。


スウェーデンはいい形を作りながらも最後が決まらず、対するパラグアイも押し込む時間帯を作り何度か危険なシュートを放つなど、緊迫したいいゲームでした。パラグアイは2連敗で敗退が決定。バルデスの奮闘が目に付きましたがもう一方のサンタクルスがいまいちだったのが響いたかな。スウェーデンはイングランドに引き分け以上なら自力でGL突破が決定。トリニダードトバゴも可能性を残しています。


今夜の試合
グループC アルゼンチン×セルビアモンテネグロ
グループC オランダ×コートジボワール
死の組第2節。1戦目は一応本命と目されるアルゼンチン、オランダが勝利。ここで混戦と化すかどうか。なんか意外とあっさりなんてことになりそうな気もしますがね。

グループD メキシコ×アンゴラ
メキシコはボルヘッティが欠場みたい。前節を見る限り大丈夫だと思いますが。
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焦燥と安堵と・1

イングランド2-0トリニダードトバゴ
入場前のベッカムとヨークの2ショットがいい感じ(笑)。イングランドは前節に続きオーウェンとクラウチの2トップで望む。立ち上がりからイングランドがボールを支配、6分にはランパードのミドルシュートをGKヒスロップが弾いたところにオーウェンがどフリーでシュートを放つが合わず枠外へ。

イングランドはロングボールをクラウチに当てて隙があればミドルを狙う前節と同じ作戦だが引いたトリニダードトバゴを前になかなかゴールを割れない。ゲームはスウェーデン×トリニダードトバゴ戦のリプレーのような展開へ。41分にはPA内で縦のロングボールを受けたジェラードがマイナス方向へ出したパスをランパードがシュートするがゴール上。続いて42分にはベッカムが右からどフリーのクラウチにあとは入れるだけ、という完璧なクロスを放り込んで超決定機、しかし直接ボレーしたシュートはミートせずゴール右外、あらぬ方向へ・・・。

ベッカムのクロスが報われず、ミドルも決まらず焦燥感漂うイングランドは後半58分にキャラガーに替えてレノン、オーウェンに替えてルーニーを投入。積極采配で点を奪いに行く。

骨折明けのルーニーのコンディションは戻りきってない様子。仕方ないか。76分にはファーディナンドからのロングボールをPA前でクラウチが受けてPA内に走りこんできたランパードに合わせるがシュートはキーパー正面。77分にもファーディナンドからの縦パスをPA内でランパードが受けシュートするもゴール左へ。いよいよ嫌な感じに。

イングランドにようやく安堵が訪れたのは83分、またしてもベッカムが右サイドから絶妙なクロス、DFを抑えてクラウチが頭で決める。ロボットダンスは封印。ロスタイムにはPA前右からジェラードがミドルを叩き込み2-0。GL突破を決めた。


支配率62:38の数字が示すとおりトリニダードトバゴは基本的には防戦一方でしたがカウンターやセットプレーからのチャンスもいくつかあり、ひょっとしたら引き分けどころか勝ってしまうんじゃ?と感じる時間もありました。よく戦いましたが最後は力尽きた感じ。
posted by TSU-KA at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高地だけとは言わせない

エクアドル3-0コスタリカ
開催国ドイツとの第1戦は仕方なし、ここから建て直していきたいコスタリカは立ち上がりから前線が積極的にプレスをかけ点を取りに行く。が、コスタリカペースも束の間エクアドルの方に先制点が入る。8分、中央に切れ込んだデルガドが右にはたきバレンシアが絶妙なクロスを上げ、スルスルとDF裏を取ったテノリオがしっかり頭で合わせた。

ますます点を取りに行かなければならないコスタリカ、相変わらず攻撃は中央一辺倒。この国にはサイド攻撃という概念がないのか、と思ってしまうほど執拗に中央突破を試みるが、前節と同じくエクアドルの中央は堅い。その堅い中央にこれほど拘っていては点は入りそうにない。

コスタリカは早くも29分にフォンセカに替えてサボリオを投入。41分には初めて左サイドからいいクロスが上がりセケイラが頭で合わせるがゴールならず。こういう攻撃をもっと織り交ぜていかなければ・・・。

エクアドルはポーランド戦と同じく堅実な守備、はっきりとした攻守の切り替え、巧い時間の使い方でコスタリカをいなしていく。コスタリカが2枚目の交代を用意していた53分、PA右からのロングスローを受けたデルガドがワンツーでもらって角度のないところからニアへ蹴りこんで2-0に。

苦しくなったコスタリカはなおも単調な攻撃に終始。86分には中央でのワンツーからPA内に侵入したベルナルドがマイナス方向にパス、サボリオが最大の決定機を生むがシュートはバー。ロスタイムには右サイドを駆け上がったメンデスが完璧なクロスを上げ、カビエデスが右足で合わせて3-0。エクアドルが終始余裕を持ってゲームをコントロールし、早々と初の決勝T進出を決定した。


コスタリカは前節に続いてあまりに攻撃が単調。中央への縦パスばかりで、これではエクアドルは楽だよなぁ・・・。ペースを崩されるような場面が2戦通じてない、というのもあるけれど、エクアドルは良いチームですねぇ。
posted by TSU-KA at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

今度こそ無敵艦隊?

スペイン4-0ウクライナ
スペインが凄かったというよりもウクライナが悪すぎた。緊張があったのかなあ。DF陣が翻弄され、13分、17分とたて続けにセットプレーで失点するとあれよあれよ。後半、2枚替えで建て直しを計るも直後48分にトーレスの突破をDFワシュチェクがユニフォームを引っ張って止めたところPK+一発退場で3-0。ちょっと厳しい判定だった気が。81分にはオーバーラップしたプジョルが鮮やかなドリブルでDFを交わし、ワンツーからトーレスに折り返して4-0。ウクライナとシェバのW杯デビューは思わぬ大敗となってしまった。

チュニジア2-2サウジアラビア
なんだかアジアカップでも見ているような感じだったんですが(笑)前半チュニジアが1-0で折り返したところで就寝。後半動きの良くなったサウジが逆転(ベテランのジャバーがゴール!)、ロスタイムにチュニジアが追いついて引き分けの模様。見れば良かったかな・・・。サウジは惜しくも94アメリカ大会以来の勝利を逃しました。

ドイツ1-0ポーランド
バラックが復帰したドイツ、ロスタイムにノイビルが決勝点を挙げた模様。ポーランドもまだわずかに望みはありますが、厳しいですね。


今夜の試合。
グループA エクアドル-コスタリカ
エクアドルが勝てば早くもドイツとエクアドルで決まります。コスタリカ反撃なるか?

グループB イングランド-トリニダード・トバゴ
ヒスロップは再び神となるか?(笑)

グループB スウェーデン-パラグアイ
ああ試合順逆にしてくれー(笑)。互いにGL突破を賭けた天王山、緊迫した試合になりそう。


誤審認め、日本にPK与えるべきだった(別窓)
今更どうでもいいかなあという感じですね。内容的に負けだったし、覆るわけでもないので。

俊輔、セルティックと1年契約延長合意(別窓)
スペインとCLで後者を取りましたか。良かったんではないでしょうか。

小笠原 オレが日本を救う!(別窓)
おお、写真からも日本を救ってやるという気概がビシビシ・・・ねーよ(笑)。
posted by TSU-KA at 19:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

復権への道は

フランス 0-0 スイス
互いに手の内を知り尽くしている対戦、それも緒戦とあって慎重な試合になった。結果は0-0のドローでこの対戦はW杯予選から数えて3戦連続のドローとなった。お互い、引き分けでもここは悪くない、という思惑もあったかも。

フランス代表のアンリはやっぱりプレミアのアンリと同一人物とは思えない。そっくりさんなんじゃないか。ジダンも絶賛の新鋭リベリはあまりいいところなく70分に交代。フランスは連携がうまく噛み合わないシーンが多く、どうもピリッとしなかった。ゴール前で綺麗にやろうとしすぎるところとか、フィニッシュがアレなところなどありゃ、同じ色のユニフォームでどっかにもこんな国あったような。

スイスは24分にゴール前FKがポストに当たったところを詰めていたフレイが真上に打ち上げたシーン(こ、これは柳沢にしか使えないはずのサイクロン!)と、後半ロスタイム、PA右からのFKにフレイが飛び込んでなぜかパンチング(笑)で押し込んだシーンが超決定機だった。守備面では終始フランスの攻撃を慎重かつ丁寧に防いでいた印象。フランスは勝てなかったというよりもむしろ、引き分けで良かったというべきかもしれない。


欧州予選からパッとしないフランスですが今日もシャキッとしません。ジダンのラストダンスは果たして何試合見られるのでしょうか。


韓国2-1トーゴ
ちょっと所用があって終盤しか見れませんでした。テレビをつけたらちょうどアンジョンファンが豪快なミドルを決めていました。そこからはトーゴは完全に足止まってましたね。

ブラジル1-0クロアチア
録画して就寝。ゴールはカカーのミドル。今大会、ここまで全ゴールの半分くらいミドルじゃない?ってぐらいミドルシュートのゴールが多い。ボールの影響なのかな。それを見越して日本も戦前は中田英中村あたりが「ミドルを打っていく」って言ってたんだけどな・・・。


今夜の試合。
グループH スペイン×ウクライナ
うーん、この組は正直盛り上がりに欠けますね。シェフチェンコのW杯初ゴールが刻まれるか?

グループH サウジアラビア×チュニジア
サウジは4年前の汚名を晴らせるでしょうか。ここまで勝ち点のないアフリカ勢、ルメールに率いられたチュニジアが初勝利を挙げるか?

グループA ドイツ×ポーランド
勝ってとっととGL突破を決めたいドイツと、もう負けられないポーランド。うーん、明日のスウェーデン戦がこの時間なんで、ここは寝ておくか・・・。
posted by TSU-KA at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

神様、もう少しだけ

日本 1-3 オーストラリア
音を立てて近づいてくるはっきりとした日本の決壊の予感に、そんなことを願いながら後半戦を観ていたが、神様は無情にももう少しの時間を与えてはくれなかった。残り6分、遂に決壊した防波堤は敗戦への流れを塞き止めることはできなかった。

残念ながら良いときの日本の姿を見ることは出来なかったけれど、オーストラリアのパワープレイに押し込まれながらも前半のうちにラッキーな先制点を獲得、理想的な展開を手中にしたはずだった。しかし後半、55分に坪井が足をつって離脱。田中誠の直前での帰国、加地の負傷に続くDF陣のトラブルでなにやら嫌な予感がする。

暑さで先に疲れてきたのは日本のほうだった。中田英、中村の両エースを徹底マークされ持ち味の中盤でのパス回しが見られない日本は明らかに押し込まれていく。オーストラリアの執拗なハイボールの放り込みに、日本の守備に徐々にヒビの入る音が聞こえる。

ヒディンクは狙い済ましたようにMFブレッシアーノ→MFケーヒル、DFムーア→FWケネディ、MFウィルクシャー→FWアロイージと"らしい"采配で前線の枚数を増やしていく。なんとほとんど5トップの形。やってくるだろうとは思いつついざやられると唖然とする。オーストラリアの猛攻に防戦一方、攻撃はカウンターのみになってしまう日本。ジーコは動かない。目に見えて前線が疲れているのだが・・・。

ジーコが動いたのはヒディンクが3枚のカードを切り終わった直後の79分、柳沢に替えて小野を入れての1トップ。守備陣のトラブル、暑さ、再三に亘るオーストラリアの危険な攻撃、ヒディンク采配、そして追加点のチャンスを逃したツケ、全てが積もり積もって徐々にそのヒビを大きくしていった日本の勝利への防波堤は、この采配によって遂に決壊は時間の問題というところまできてしまった。果たして残り6分、日本の勝利はむなしく泥水に押し流されていった。


追加点のチャンスを逃したこと(特に後半の柳沢・高原のカウンターの決定機はやっぱりこういう舞台では決めないと・・・)、中田中村を抑えられ中盤を支配できなかったこと、粗いパスやクロスが多かったこと、坪井の予期せぬ離脱が敗因なのは大前提として、更に首を絞めることになった柳沢→小野の交代はよくわからない。守備で貢献していた中田を前に上げてそこに守備のゆるい小野を入れるのは・・・。しかもとっくに見切りをつけておくべき1トップをマルタ戦に続いてここでも見ることになるとは思わなかった。引いて守るのか、ポゼッションして押し返すのか曖昧でどうしていいかわからなくなってしまったのでは?

中盤のポゼッションを高めて落ち着かせたかったのかもしれないが、やっぱり前線で走れる選手、大黒か玉田の投入が先だったと思う。なんのために玉田を連れて行ったのだろう。そのほうが前からプレスをかけ相手の攻撃を遅らせることが出来たのではないだろうか。坪井の離脱で一番泡を食ったのはジーコだったのかもしれない。1失点めの川口の飛び出しは、2、3点ぶん防いでくれたことを考えるとあまり責める気にはなりませんね。

しかしヒディンクのあのやり方って、あれで上手くいくならみんなやればいいじゃんって思ってしまうなあ(笑)。ま、結局実際にそれで見事にやられてしまったわけだけども。わかっていても、止められないのか。うーん。

最低でも引き分けで終わらなければならない試合だったけれど、あの展開では1点取られたらバタバタいくなと思っていたのでそこは諦めがつく。ブラジルがいる以上GL突破は絶望的な局面に立たされたが、そんなことはもう置いておいて、せめて次のクロアチア戦、この4年の間に何度か熱くさせてくれたいい時の日本の姿を見せてほしい。そして勝ってほしい。23人の意地を見たい。

チェコ 3-0 アメリカ
見てたけど心ここにあらずでよく覚えてない(笑)。ネドヴェドとロシツキーが素晴らしかったこと、チェコはコンディションが良さそうなこと、パス回しと守備が非常に高レベルで感心したこと、途中で負傷退場したコラーが心配なこと、は覚えています。3点差は意外。

イタリア 2-0 ガーナ
録画して寝ました。ここまで列強国が順当に勝ってるねぇ。


今夜の展望。
グループG 韓国×トーゴ
緒戦を目前にして監督が金銭トラブルで突如辞任したと思ったら選手が「監督、俺たちにはあんたが必要なんだ!」と説得して昨日舞い戻ってきたらしいトーゴ。アフリカ予選ではあのセネガルを競り落として初出場のトーゴ。アデバヨールしか知らないよトーゴ。「ふわふわふるる」を歌っていたのはトーコ。

グループG フランス×スイス
ジダンのラストダンスが始まる。4年前の悪夢を濯ぐかフランス。欧州予選でも同組で結果は2引き分け。ユーロ08開催国のスイス、果たして台風の目になるか。

グループF ブラジル×クロアチア
昨年の親善試合では引き分けている。ブラジルほどのチームが初戦にコンディションを全開にしてくるとは思えず、もしかしたらもしかして間違いが起こるかもしれない。んー、でもなー。日本にとってはブラジルに連勝してもらわないとノーチャンスなわけだし。

ブラジル戦は見ておきたいけどかなりキツイ・・・試合順がまるっきり逆だったらよかったのに。
posted by TSU-KA at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本、敗れる

まだ冷静にはなれないので後日振り返ろうと思いますが・・・。
坪井の離脱は痛かったなあ。じわじわ効いてきた感じ。追加点が取れなかったのが痛いのは当たり前として、あとはあまり言いたくないけど、采配負けでもあるよね。うーん。ヒディンクがいけ好かないので負けてほしくなかったんだけど、最悪です(笑)。

まあ、まだ何があるかわからないからね。うーん。
posted by TSU-KA at 01:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月12日

ブラボー、メキシコサッカー

メキシコ3-1イラン
今大会初の欧州・南米以外同士の対戦。ワールドカップだなあという気分になってくる。メキシコサポーターのテンションがすごい(笑)。まさにお祭騒ぎ。メキシコは国歌斉唱時に胸の前で敬礼をするのがかっこいい(アイーンみたいだという声もあるが)。

この試合はとても楽しみだったのだけど(オランダ×SCGよりも)やはり面白くなった。両チームともボールを奪ったら走る、奪われたら走る、こっちが攻め終わったらこっちが攻める、さらにプレスかけまくりと非常に目まぐるしいエキサイティングな展開。さらにサポーターがうるせえうるせえ(笑)。両チームもそうだけど、サポーターも含めてそのテンションで最後までもつのか?という飛ばしっぷり(やっぱりイランは持たなかったんだけどね)。

メキシコはボルヘッティへの放り込み、イランはカリミ・マハダビキア両サイドのドリブル突破と攻め方もはっきりしている。イランは10分には右サイドを突破したカエビの折り返しから、その直後には左サイドのカリミのセンタリングから、それぞれハシェミアンがたて続けに決定的なシーンを迎える。後者はメキシコGKサンチェスが超反応。イラン、頑張っている。

目まぐるしい攻め合い守り合いの中から先制したのはメキシコ。28分、PA右からのFKをフランコが頭で落としてブラボが押し込む。しかしイランもここで諦めはしない。36分、コーナーキックをゴール前レザエイが競ってこぼれたところをゴルモハマディが押し込んでお返し。1-1で前半を終える。んー、あっという間の45分。

後半、メキシコはフランコとトラードに替えてシーニャ、ペレスを投入。一気の2枚替えが功を奏すのか。さらに52分、エース・ボルヘッティが肉離れを起こしフォンセカと交代。予期せず交代枠を使い切ってしまった。さて・・・。

イランは前半に比べて明らかにペースダウン。メキシコに押し込まれる時間が増えていく。63分には怪我明けで本調子になかったカリミを交代。37歳ダエイもめっきり消えてしまい、置物のようになってしまった。それでも替えないところにイランにおけるダエイの偉大さが垣間見えるが・・・。

得点が動いたのは76分。ジリジリ体力を奪われ、集中力を削られたイランのディフェンスが遂に綻ぶ。バックパスを受け取ったGKミルザプールがキックミス、落下点にいたブラボが弾いたボールをレザエイが更にトラップミス。そこをシーニャがかっさらって走りこんできたブラボがゴール。頑張っていたイランだがそろそろ限界か。

ガクッと動きの落ちたイランに対してメキシコは運動量が落ちない。はっきり力の差が顕れていく。79分にはガラ空の右サイドに走りこんだメンデスからのセンタリングをシーニャが頭で決める。3-1。試合は決まった。


メキシコはいつ見てもあまりスタイルを崩さずに自分たちのサッカーをしますね。それで点を取られるのは仕方がない、という感じ。あまり駆け引きとかしない印象。体格がなくても細かいパスの繋ぎと運動量で勝負する、日本の目標にもなるサッカーかもしれない。


ポルトガル1-0アンゴラ
えー、寝ました。決めたのはパウレタですか。しかし1点とは・・・。やっぱり各大陸間の実力差が詰まってきているということかなあ。

3日目にしてちょっとバテてきた。全休日がないのが辛い・・・。


今夜の試合の展望。さあ日本戦だ!!!1
グループF 日本×オーストラリア
相手の狙いはおそらくサイドを切り裂いてビドゥカに放り込み、体格で圧倒して宮本を吹き飛ばす作戦。細かく早いパスで当たり勝負を避け、運動量で勝りたい。ガツガツ来ても相手のペースに乗らないように。コンフェデやドイツ戦ぐらいの力を出せれば勝てるはず!

グループE アメリカ×チェコ
もう一つの死の組が開戦。タレントで勝るチェコをアメリカは速いカウンターで切り裂くか。

グループE イタリア×ガーナ
スロースターターのイタリアにとって爆発力のあるアフリカ、それも初戦から元気に飛ばしてきそうな初出場国のガーナというのは嫌な予感のする相手。さらにガーナは黄金世代、イタリアが勝ち点を落としても決してアップセットではない、と思う。
posted by TSU-KA at 07:20| Comment(3) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロッベンの日

オランダ1-0セルビアモンテネグロ
内紛防止の策か、黒人の全くいないちょっと違和感のあるオランダが登場。2大会ぶりにW杯に舞い戻ってきた。対するセルビアモンテネグロは分割が決まっているため最初で最後のW杯だ。

前半は完全にオランダペース。と、いうよりロッベンペース。オランダはピッチを縦横無尽に使うワイドなパスを展開、最後の仕上げはロッベンに預けるという意図が明確なサッカー。そのロッベンがもう、先制ゴールを挙げるは、ドリブルでガンガン突破するは、鼻血は出すは(笑)のやりたい放題。18分のゴールシーンはロッベンがDFライン裏に走り抜けたところにパスが通ってきっちりゲット。今大会、ここまでこういうゴールが多い。

66対34(だったかな?)という支配率の通り、オランダ、それもロッベンの印象のみが残って前半終了。セルビアモンテネグロは攻められつつカウンターを狙ったがあまり有効なものはなかった。

劣勢のセルビアモンテネグロは前半終了間際にロッベンに好き放題やられていた右サイドを交代、後半頭からはミロセビッチに替えてジギッチを投入。この修正と、オランダが前半よりペースダウンしたこともあって(暑くて疲れた?)試合は前半よりも拮抗していく。しかし調子に乗りまくりのロッベンだけは止まらない(笑)。試合の中で彼一人がなんだか浮いていた。

セルビアモンテネグロは替わって入ったコロマン、ジギッチが奮闘し何度かチャンスを作り出すも、オランダDFが落ち着いて対処。対するオランダも、ボールを持っても無理をせず。暴れたいなら暴れてろよ、みたいな感じで、ロッベンに預けて好き勝手やらす(笑)。でもさすがにここらで疲れてきたかも。

69分にはファンニステルローイがお役御免。ゴールは見られなかったが、彼にマークが行っていたのでロッベンが好き勝手できたという側面も。実際、彼が下がってからセルビアモンテネグロが攻勢に出るシーンが多くなった。とはいえ、期待されたほどの熱戦にはならず。なんかファンデルサールが足つったりしてたけど。このまま試合終了。死の組はまずアルゼンチンとオランダが魔物に憑かれることなく勝ち点3を手にした。


とにもかくにもロッベン。目立ちすぎ(笑)。ドイツはどうやら非常に暑いみたいで、昨日のイングランド戦といい、特に日中の第1試合は後半ペースダウンする試合が続いていますね。今夜の日本も第1試合、日本陣営は"暑いほうが有利"と言っていますが、さて。
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2006年06月11日

最初の波乱は、嗚呼・・・

スウェーデン 0-0 トリニダード・トバゴ
大会最初の波乱が、まさかここで起こってしまうとは。2戦連続引き分けという臨戦過程だったので、多少不安はあったけれど・・・。

立ち上がりからスウェーデンが一方的に攻める展開。スウェーデンはボールを奪うとすぐさまイブラヒモビッチにフィード、あとは前線に任せた、ってな攻撃。やはりイブラヒモビッチとラーションのコンビは強力で、2人だけで攻めてシュートまで行くシーンも。しかし、結果的にはこれがアダになった。

防戦一方のトリニダート・トバゴ、結構危なっかしいタックルが多くてヒヤヒヤ。主審、ちょっと流しすぎな気が。スウェーデンFWコンビに何度も危険なシーンを作られるが、なんとかしのぐ。直前でスタメン変更になったというGKも当たっている。ヒスロップって、ポーツマス時代に川口がポジション争いしていたGKか。

待ち遠しいスウェーデンの先制点が決まらない展開、しかしまだ「お、大差の試合になると思っていたけど、結構やるじゃん。ま、最終的にはスウェーデンが勝つだろうけれど。8年前の日本も、世界から見たらこんな感じだったのかなあ」なんて感慨にふけりながら呑気に観戦。スウェーデンも前半終了時点ではまだ余裕があったのでは。

後半開始早々の46分、トリニダードトバゴDFがウィルヘルムションへの危険なタックルで退場。さあ、いよいよあとはスウェーデンが点を取るだけという状況なのだが、なぜか一人多いほうが攻めあぐねてしまう展開もサッカーではよくある話。そしてスウェーデンもまさにそうなってしまう。

トリニダードトバゴはDFが一人欠けたのに前線の選手を投入。不気味にスウェーデンを蟻地獄に陥れようとしている。さすがのスウェーデンもカリブの初出場国相手にこの時間までスコアレスでは焦りだす。前線頼みだった攻撃はますます単調になり、性急に中央から得点を狙うも功を奏さない。サイド攻撃や後ろからの追い越しが少なすぎる。あまりに攻撃の手札が少なすぎた。

やがてイブラヒモビッチのドリブルもトーンダウンし、ラーションもボールが足につかないシーンを見せるなど明らかにスウェーデンが空回る。もはや一方的にスウェーデンが攻め、トリニダードトバゴが守る展開。それでも点は入らない。交代で入ったアルバックが3度ほど決定機を迎えるが、それでも点は入らない・・・。イブラヒモビッチの強烈なシュートもバーの上へ・・・。気付けばロスタイム・・・そして笛が鳴った。初出場、初めての試合での勝ち点1。優勝したかのような喜びようのトリニダードトバゴ。引き分けなんだけどねえ(笑)。


大差を予想していたのが恥ずかしい結果ですがいやあ、ほんとにまさかまさか。スウェーデンは後半半ばで早くもあからさまに手詰まり、あまりに単調すぎました。一旦落ち着いて、攻撃のパターンを変えてみるとかすれば良かったかもしれませんが、まんまと蟻地獄に落ちてしまいました。これでパラグアイにはなんとしても勝たなければ苦しいことに。

トリニダードトバゴは、あと2試合もこのような試合をすると凄いんですが、試合後の喜びようを見るにどうでしょう、今日で出し切ってしまった可能性も。スウェーデンを応援している身としては、どうにかパラグアイ相手にも勝ち点を削ってほしいところですが(笑)。


アルゼンチン 2-1 コートジボワール
序盤は攻守の入れ替わりの激しい互角のスピーディーな攻防におおっさすが死の組と感嘆。ちょっと、今までの試合とレベルが違う気が。ボールを奪ってからのコートジボワールの攻め上がりが速い。これはもしかしたらアルゼンチンわからない、と思わせる展開だったが意外にも24分クレスポ、38分サビオラとアルゼンチンがたて続けに2ゴールを奪う。点差ほど差のある内容ではなかったと思うが、アルゼンチンは決めるべきところを決めるべき人がきっちり決めた。

2点差になってからややコートジボワールがトーンダウン。序盤飛ばしすぎたか。後半に入るとアルゼンチンが安定した守備を見せ、やや優位に試合を進める。コートジボワールは前半立ち上がりに比べると縦へのスピードが落ちてきた。このまま終わりそうだなという予感がしたところで眠気が限界、就寝。


このあとドログバが一点返したようですが、見たところまではアルゼンチンの安定感が印象的でした。今回は大丈夫そう?コートジボワールもいやこれは強い。


今夜の試合の展望。
グループC オランダ×セルビアモンテネグロ
死の組第2試合。ここでSCGが勝ち点を削り取るようだと面白くなってくる。が、あっさりオランダが勝つような気が。それともそろそろ強豪国にアップセットがあるかな?

グループD メキシコ×イラン
2強2弱という評価のグループD、しかしイランもタレントはいる。一泡吹かせられるか?

グループD ポルトガル×アンゴラ
これはすまん、寝る。
posted by TSU-KA at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イングランドの真骨頂

イングランド 1-0 パラグアイ
こういう大舞台では実に現実的な試合運びをするイングランド、まさにこれぞイングランドというほかない試合。その心は、まあ、つまらない。

立ち上がり4分、PA外左からのベッカムのFKがパラグアイのベテランDFガマラの頭に当たってゴール。OGではあったけれど、ここはさすがベッカムと感嘆。パラグアイはいきなりゲームプランが崩れた上、直後8分にGKが負傷交代。動揺は隠せずDFラインがパニック気味、前半終了間際にややペースを取り直すまでは完全なるイングランドペースで進む。パラグアイは点を取りに行かなければならないのに前からプレスをかけにいく感じでもなく、効果的なカウンターも繰り出せない。後半に立て直す構えか。サンタクルスがいまいち不発。もう一方のFWバルデスが一人気を吐いている様子。

後半に入るとイングランドは現実モードに移行。56分には早々にオーウェンも下げてしまってワントップ、省エネで守りきる構え。前半より安定してきたパラグアイ、さすがに点を取りに行く姿勢が見え、イングランドを押し込むシーンも見せるが、さすがにこれだけの面子に引いて守られてはなかなか崩せない。バルデスが何度か惜しいシュートを放つも得点に至らず。68分にはクエバスを投入、FW3枚で攻勢をかけるが実を結ばず。つつがなくイングランドが緒戦を乗り切った。


守りに入るのが早すぎると往々にして失敗するもんなんですが(イタリアがよくやりますね)、今日は逃げ切りました。会場ではウェーブが起きてましたがウェーブは試合がつまらないときに起きるものなので、これは正しい反応(笑)。まあイングランドとパラグアイという組み合わせでエンタテインメントな試合になるはずがないんだけども。ジェラードやランパードのミドルシュートはやっぱりいいですね。第1戦としてはまずまず理想的な滑り出しかな?
posted by TSU-KA at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月10日

エクアドルに感心

エクアドル 2-0 ポーランド
エクアドルは2位を争うポーランドに対して、ミッションを完璧に遂行した。序盤からボールを支配し、回しているのはポーランドだったが、サイドからの放り込みを最終ラインで落ち着いて、きっちり食い止める。守備への意識付けがうまく出来ているように見受けられ、落ち着いた対応と処理に感心。そして26分、PA右横からのロングスローをデルガドが頭で繋いでテノリオがヘディングで押し込み先制。チャンスを老獪にモノにする。

そこからのエクアドルの試合運びは見事の一言。中盤をほぼ捨てて「守りの時間帯」に入り、ポーランドにボールを回させつつもラストパスを通さないことでしのいで行く。さすがに前半終盤などは足が止まって何度か危ないシーンもあったものの、最終ラインのがんばりでくい止める。

ポーランドはボールをキープできているもののエクアドルDFを崩せず、サイドからの放り込みはラストパスが甘く通らない。こうなるとセットプレーを得点に繋げたいし実際何度も機会を得るが、どれも精度が低く得点の匂いを感じさせない。

ポーランドの攻撃に手詰まり感が漂い始め、必死な頑張りで守り続けるエクアドル最終ラインにもさすがに疲れが見え始めてきた65分あたり、エクアドルは先制点を挙げたテノリオに替えてカビエデスを投入、69分にはDFも一人交代させる。するとそれまで引き気味に最終ライン頼みで守っていたエクアドルは中盤からのプレスを復活、ポーランドに持たせていた主導権を奪い返して攻めに転じる。80分、オフサイド気味にDF裏に抜け出したカビエデスにボールが渡って折り返し、デルガドが押し込んで追加点。2-0。

あとは再び守りに転じたエクアドル、時間をうまく使って逃げ切るだけ。ポーランドはシュートが2度バーとポストを叩くなどツキもない。理想的なゲームプランを完璧に遂行したエクアドルが勝ち点3を手にした。


エクアドルはきっちりここに照準を合わせ、相当ポーランドを研究して望んだのでは?という印象。それほど見事な試合運びでした。セットプレーから先制して守りに入り、相手が攻め疲れたところで選手交代して一気に攻めに転じて追加点。いやまったくもって中堅国の理想的な戦い方。最終ラインのがんばりと上手さ、攻守の時間帯の作り方、南米らしいファウルやセットプレー時の狡猾な時間の使い方・・・ほんとに感心。日本もこんな試合運びが出来れば結構やれると思うんだけど、日本では「守る時間」を作ってそれをきっちり守りきることは残念ながらまだまだ難しいだろうな・・・。

ポーランドは、ボールをキープして回しつつ攻め手がなくなってどんどん膠着していく、という悪い時の日本のような感じで、なにか親近感を感じてしまいました(笑)。決定的シュートがポストを叩くあたり、もう・・・という感じで。1トップという布陣も裏目だったかもしれないけれど、ラストパスがあれだけ繋がらないのでは・・・。攻め手を失うのがちょっと早かった。まあ今日はエクアドルに完全にペースに嵌められたというところでしょう。このグループの組み合わせなら、諦めるのはまだ早い。

というわけでグループAの1節目が終了。今日の感じだとコスタリカはちょっと厳しいかなという印象。残り3チームはまだわかりません。ドイツも安穏とはしていられないのでは。


今夜の試合の展望。
グループB イングランド×パラグアイ
パラグアイのペースに付き合ってると気付いてみたらスコアレス、なんてことも。今回のイングは気合いが違う気がするので、早い時間に先制して勢いをみせてほしいところ。17歳ウォルコットに出番はあるのか?

グループB スウェーデン×トリニダード・トバコ
年内未勝利で本大会に突入してしまったスウェーデン。あまり流れがよくない。格下相手には残酷なほど容赦ないチームなので(笑)、今回も大勝して勢いをつけたいところだが、果たして。

グループC アルゼンチン×コートジボワール
死の組第1戦。個人的にはコートジボワールはなんだかんだいって一枚落ちるのでは、と思っているのだが、さて・・・。うっとうしい長髪を振り乱してピッチ中を走り回るソリンを見ているだけで元気になれる。
posted by TSU-KA at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大丈夫かドイツ

ドイツ 4-2 コスタリカ
点の取り合いで派手な開幕戦になったがどちらかといえば両チームのまずさが露呈した感じで低調な試合、特に開催国のドイツは不安を払拭するには至らず?

ドイツは欠場のバラックに替えてボロウスキがトップ下の4-4-2。序盤、開催国相手の開幕戦ということで緊張があったのか不安定なコスタリカDF陣に対しボールを支配して攻め立て、6分左サイドからラームがDF2人を交わしてミドルシュートを放ち大会第1号弾。コスタリカの右DFが転倒してしまい、みすみすシュートを許したのが悔やまれる。

なおもコスタリカのディフェンスは心許なく危険なシーンを見せ、このままドイツが加点して順当に滑り出すかと思われたが直後12分、ドイツDFライン裏へのボールをワンチョペがまんまと受け取り、レーマンとの1対1を落ち着いて蹴りこむ。同点。先の日本戦で高原にゴールされた失敗を再び繰り返してしまった。

嫌なムードを払拭したのはやはりクローゼ。17分、右に切れ込んだシュバインシュタイガーがDFを交わしてファーサイドのクローゼへ示し合わせたような見事なパス、きっちり左足で合わせて2-1。

ここから得点は膠着するがドイツはライン裏の対応、コスタリカはクリア処理に不安定さを見せこのまま終わりそうにもない雰囲気。前半は2-1で折り返す。

後半立ち上がりはドイツが完全にボールを支配。守るコスタリカはカウンターを仕掛けたいがボールを奪ってからの動き出しが遅い。CK、FKからそれぞれフォンセカがどフリーでヘディングを放ったのが精一杯のチャンス。というかなぜあんなにどフリー・・・。

ドイツに待望の追加点が生まれたのは61分、なぜかガラ空きの左サイドに走りこんだラームからのセンタリングにクローゼが頭でぴったり合わせ強烈なヘディング、GKが弾いたところを詰めて押し込み3-1。ラームがキレキレだ。

2点リードしやや余裕が出てきたドイツ、コスタリカの相変わらずの遅攻を何事もなく受け流す時間が続く・・・と言いたいところだがやっぱり最終ラインが微妙。あろうことか73分、再び中央からDFラインの裏のワンチョペにふわっとしたパスを通されてゴールを許してしまう(オフサイドくさかったが・・・)。3-2。確かにワンチョペは素晴らしいがここまで簡単に裏をとられてしまうのは・・・?

これで尻に火がついたドイツ、追加点を狙いにいく。コスタリカも勢いに乗って追いつきたいがなおもライン裏のワンチョペ狙い一辺倒でちょっと単調。サイドのスペースはさらさら使う気がないようだ。さすがに同じパターンで3度は・・・。いや2度でもまずいけど・・・。

得点は拮抗しながらも少しぬるい空気が漂う時間帯、試合を決めたのはドイツのフリンクス。左遠目のフリーキック、シュバインシュタイガーがPA外中央のフリンクスに流して強烈なミドルシュート、これが完璧にゴール右上隅に決まる。4-2。バラックを欠きながらもとりあえず結果オーライ、無事に緒戦を勝利で飾った。


昨年のコンフェデでも思ったけどいつからドイツはこんなノーガードの打ち合いをするチームになったんでしょうか(笑)。まあ勝ったからいいんだけど、ディフェンスはやはりとてもやばげ。グループリーグ、この組み合わせじゃなかったらちょっと厳しいのでは、と思わざるを得ない。

対するコスタリカもワンチョペ狙い一辺倒で、結果的にそれは正しかったのですが(笑)、それ以外の攻撃には怖さが見られず、残り2試合もこんな感じだと、うーん、ちょっと厳しそう。守備に関してもGKが結構当たっていたのに、それでも4点献上しているしねぇ。派手な得点に反してテンション低めな試合でした。
posted by TSU-KA at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

いよいよ

あさっての深夜、開幕戦です。なんだかそういわれると、もうちょっと心の準備が、という感じなんだけど。4年前はだらけた学生だったので、大学をさぼって見放題、試合が終わってもネットであーだこーだと、一日中祭りに浸っていられたけれど、今回はもうそういうわけにはいかないのが非常に腹立たしい。なぜ仕事に行かなければならないんだ。なぜ働かなくてはならないんだ。おかしい。間違ってる。俺の周りはピエロばかり。

というわけで、需要は全くないと思いますが、しばらくここはW杯観戦記になるかと思いますので堪忍をば。ってか今月はさらにちょっとした事情があって、もしかしたら更新自体少なくなるかも。

初日はドイツ×コスタリカ、ポーランド×エクアドルの2試合。開催国ドイツは果たして無事にスタートを切ることができるのか、グループAの2番手は順当にポーランドなのかどうか。レーマンはやらかすのか。注目。

日本代表は加地さんがどうやら間に合うか微妙みたいですねー。もし駒野が出るなら、ドイツ戦のように頑張ってほしい。サントスの裏に比べたら心配はいりません。
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2006年06月05日

日本×マルタ

予想通り引いた格下相手にボールをキープしつつぐだぐだになっていくいつもの日本、だったので全く問題ないでしょう。実に慣れ親しんだこの雰囲気。それもどうかと思うが。後半は控え組を投入して調整にあて、なにを今さらな1トップにしてぐだぐだ度アップ。最後はマルタに押し込まれて終了。ま、怪我人も無事にして出なかったし、あとはしっかり体力を回復して本番に臨んでください。大黒から神通力が消えているのだけ、ちょっと気になりますね。

同組のライバル、オーストラリアはなんとオランダと1-1の引き分け。しかも最後は1人退場して10人だったみたいで。さらにコクー、スナイデル、ファンブロンクホルストを破壊したとか(;´Д`)。日本1戦目だぞ、大丈夫か。今後オーストラリアとはアジアカップやW杯予選でも常に戦っていかなければならないわけで、なんとも厄介。それだけに今回勝って出鼻を叩いておきたいですけどね。ってかどう見てもアジアって無理あるだろ、いい迷惑だ、来んな(笑)。

クロアチアはポーランドに0-1で敗戦。アルゼンチンに勝ったあとここ2試合低調ですが、ムラのあるチームなのであんまり参考になりませんね。ブラジルはニュージーランドに4-0で完勝。まだこれが今年2試合目でこれで調整終わり。すごい余裕だ(笑)。

日本の組以外の動向も見てみると、イタリアはスイス、ウクライナ相手に続けてドローといまいち。セリエの不正疑惑によって士気が下がっているのか、それとも逆にやってやるぞ、となるか。後者であってほしいですけど。そのイタリアと同組のチェコはコラーが負傷から復帰して2得点を決めトリニダード・トバゴに3-0、ガーナも韓国に3-1で快勝とどちらも快調。うーん、これにアメリカを加えたE組はほんとに予測不能。楽しみです。

そしてその韓国と同組のスイスがどうやらユーロ〜W杯予選に引き続き未だ好調で、これは近況のよろしくない韓国厳しいか。アウェーでの弱さ(ていうかホームで強すぎるのか(笑))を克服できれば、やっぱり日本よりか楽な組だと思うんだけどねぇ。スイス、もしかしたらダークホースになるのか。

あと個人的に日本以外で応援しているスウェーデンがなんとも、年内未勝利のまま本番に突入・・・。本番で爆発してくれよー。
posted by TSU-KA at 19:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

ドイツ×日本

田中離脱、茂庭招集を正式発表(別窓)
加地は右足首ねんざ(別窓)
あああああっ。あってはならないことがっ。加地さんっっ。ちょうどキャンプでディフェンス面が最大の議題になっているようなので、これはちょっと、いやかなり心配。まあいい方に考えれば、替わる選手は思いがけず巡ってきたチャンスでモチベーションも高まるでしょうから(実際駒野良かったしね)、ここで高いパフォーマンスを見せてくれることを期待。4年前の宮本ももともとは森岡のバックアップでしたしね。

で、試合はアウェーのほうが強いという謎のチーム日本の本領発揮であり、2点差を逃げ切れない詰めの甘さもまた日本らしいんですが、まあ、面白かったですね。バラック出てきたし、ドイツ必死だったし。あれだけガツガツ削られたのは、加地さんの件を除けば本番前にいい訓練になったかと。がしかし、これを勝ちきれないというのがまさに日本が破れない一つの壁であると思います。勝たなきゃいけないでしょ。

高原の2得点は見事。あと後半7分、ダイレクトパスの連続から最後ヤナギが外したパスワークも見事。ブラジル戦の加地の幻のゴールでもすごいダイレクトパスの繋ぎしてましたが、こういうの見るとものすごい強いチームに見えます(笑)。というかドイツDF陣はやばいですね。高原の2点目以外にも、日本にチンチンにされてる場面ありましたし。ドイツ国内の論調がどうなってるのか気になる(笑)。よりによってよく知った高原に決められているしねえ。レーマンの流れがここにきて悪くなってきてるのもどうなんでしょ。あと後半37分に大黒の超決定機がありましたが、まあ、あんなものだろう(笑)。中田のパスが素晴らしかったので決めてほしかったですが。

失点シーンはブルガリア戦に続いてセットプレーのハイボール絡みで、1点目は宮本が完全に振り切られる形。豪州戦、クロアチア戦を考えると実に不安になるシーン。2点目はまあ仕方ないっすね。

2-2引き分けという結果はある程度自信をつけつつ、問題点を再確認して適度に緊張感も保てるという意味で良かったかもと考えられます。ドイツにとっては不安しか残らない結果でしょうが知ったこっちゃないです(笑)。

えー最後に1時間ディレイの放送を必死に生中継風に演出するテレ朝の類まれなる努力には涙ぐましいものがありました。みんな死んじゃえ。
posted by TSU-KA at 19:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

ドイツワールドカップ適当予想

代表厨かつウイイレ厨の私がW杯を決勝トーナメントまで予想。長いので畳みました。寛容な方のみどうぞ。

CL決勝どうしようか迷っています…見たら明らかに明日死ぬし。でも見そうだ

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posted by TSU-KA at 01:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

ナカムーラ、ナカタヒーデ、ヤナギザーワ、

タマーダ、マキ。(オオオオオオオ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/data/mem_06germany.html

というわけで決まりましたね。久保でなく巻、というのがちょっと意外だったけどほぼ順当、というかここでひっくり返るような人選されるほうがまずいわけだけども(笑)。久保はコンディション間に合わなかったってとこですかねー。一昨年がワールドカップだったら良かったんですが。巻は最後まで頑張った甲斐がありましたねー。短期決戦のFWはわりと水物だったりするだけに、コンディションの整わない久保よりも、新興勢力を一人入れるほうを取った、というのはわからんではないです。全く予想してなかったけど(笑)。
考えてみると、ヘタすると最終予選よりも危ない状況だったアジア1次予選、緒戦のホーム・オマーン戦でロスタイムに決勝ゴールを決めたのが久保。そしてアウェイのオマーン戦で1次予選突破を決めたのは我らが師匠・鈴木でした。この二人がドイツのピッチには立っていないと思うとなんとも残酷にも思えるけども、しゃーないっすね。厳しい世界です。
あと中盤は稲本が微妙で松井かも、と思ったんだけど、結局ジーコジャパン当初の"黄金の4人"はそのままということで。途中投入ということを考えると松井のほうが・・・とも思うんだけども、まーしゃーないっす。
ま、ともかくあと1ヶ月どうやってクロアチアの上に行くか、を考え抜いてほしい。正直イメージわかないので・・・。むしろブラジルから1点ぐらい取るイメージのほうが沸くけども(笑)。ここからは変に自身のアピールに気を張ることもないし(スタメン争いはありますが)、久々にチーム作りの期間があるので、本番に向けて良くなっていってほしい、というかなってもらわなきゃ困るっ。

ともあれグラサンをかけた中澤が探偵物語みたいですごいわろた。
posted by TSU-KA at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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