2006年06月25日

さよなら、ラーション

ドイツ2-0スウェーデン
ホームの声援の後押しを受け立ち上がりから攻勢をかけるドイツをスウェーデンは全く止められない。切れ切れのクローゼがディフェンスを切り裂き、6分、12分とたて続けにポドルスキーがゴールを決める。

その後も防戦一方のスウェーデン、なぜかドイツトップにボールが入ったときの寄せが甘く、ボールをロストしての戻りも甘い。次々と危険なシーンを作られGKイサクションがなんとか耐え忍ぶ状態。35分、CBルチッチが2枚目のイエローで退場。ラガーベック監督もさすがに沈痛な表情。攻めてもイブラヒモビッチがやはり不調、なかなか前線でボールが収まらない。12本ものシュートを浴び(スウェーデンは2本)前半終了。

後半立ち上がり、あとがないスウェーデンが前へ出る。53分、メツェルダーがPA内でラーションを倒してPK。これを決めればわからない・・・。キッカーはもちろんラーション。しかしドイツサポーターの大ブーイングが響く中、キックはバーの上へ・・・。

これで完全にスウェーデンは勢いが止まりあとはドイツがゲームを終わらせるだけだった。72分、イブラヒモビッチを諦めアルバック投入もチームは息を吹き返さず。バラックが何発もPA手前から同じような形でミドルシュートを打ちまくり、シュート練習のようになってしまった。支配率63:37、シュート数26:5。決勝トーナメントの緒戦は熱戦とはならず、ホスト国が完勝した。


スウェーデンは守備が崩壊、ズラタンも結局大会通じて不調でついに02年のような輝きは見られませんでした。Aスベンションがもっと見たかったなー。ラーションがPKを外しての敗退なら、もう仕方ないかと。諦めがつきます。これでラーションは代表を引退、母国の古巣クラブで残りのキャリアを過ごします。CL決勝での活躍・優勝とPK失敗。光と影を残して英雄は表舞台から姿を消しました。グッバイ、ヘンケ!

そしてクローゼごめんね、4年前一発屋だと思ってごめんね。ドイツはぐんぐんノッてきましたねー。日本戦が状態の底だったということか。こりゃロナウドもノるな。
posted by TSU-KA at 03:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

16強、出揃う

スペイン1-0サウジアラビア
控え組大放出かつゆるゆるのスペインに対してサウジも何度かチャンスをつくり、後半は押し込む時間帯もありましたが最後の一手二手が・・・。相次ぐアジア四天王のやられっぷりに、これがアジアレベルなのかなあとちょっとへこむ。

4大会連続出場のジャバーはこれで代表引退だそうで。ゴールも決められたし良かったんではないでしょうか。最後ぐらいデアイエが出ないかと思って期待してたんだけども出場なし。

ウクライナ1-0チュニジア
十分チャンスがあったチュニジアだったのに前半ロスタイムにジャジリが退場。もったいない・・・。70分に微妙なPKを取られてこれが決勝点。うーん、こんな風に決まってほしくなかった。ルメール監督、達観したのかなんんのか終始不適な笑みを浮かべてましたが(笑)。

グループH:1位スペイン 2位ウクライナ 3位チュニジア 4位サウジアラビア

スイス2-0韓国
スイスの背後にセルジオコンセイソンやルイコスタやマルディーニやモリエンテスやイエロの怨念が見えた。

センデロスとチェ・ジンチョルが衝突し両者流血しながらの1点目、さらに後半に入ってセンデロスの腕が破壊、など4年前のイタリア戦を思い起こさせるバトルロワイヤルに。イ・チョンスが奮闘するもパク・チュヨン起用の奇策が効かず、何度かあった決定機も決めきれず。60分を過ぎてイ・ヨンピョに替えてアン・ジョンファン、パク・チュヨンに替えてソル・ギヒョンを投入し前がかりに行くが功を奏さず。最後はDFライン裏を取ったフレイにボールが渡ったところオフサイドの旗が上がるも主審の判断はスルー、2点目を奪われ轟沈。笛が鳴るまでプレイ止めちゃ駄目ってことですね・・・。アジア全滅。

4年前のあれは実にアレだったんだけれども、今回の韓国の奮闘は素直に発奮材料になるなあと。少なくともこれぐらいは出来るはず、ということだから。しかし、これで次回のアジア枠が・・・。

フランス2-0トーゴ
勝たなければ敗退のフランス。さらに2点差でなければ危ない。ジダン不在。アンリと初スタメンのトレゼゲの2トップで挑むが前半はこの2人が高原と柳沢に見えました。勢いよく攻め立てながら枠外やオフサイドを繰り返す。リベリも景気よく宇宙を開発。どころか、トーゴにちょくちょく危険なチャンスを作られる始末。0-0で前半終了。

やっちまう雰囲気満載の中、後半55分にツートップがだらしないので業を煮やした本日のキャプテン・ヴィエラが駆け上がり、やっと仕事をしたリベリのパスを勢いよくトーゴゴールに叩き込み先制。6分後には左のサニョルからのクロスをまたもヴィエラが頭で落としてアンリが2点目、なんとか辻褄を合わせた。

てかフランス、こんな感じで決勝まで行ってしまったら面白いんですが。16強、スペインとの信用ゼロ対決は見ものだ。

グループG:1位スイス 2位フランス 3位韓国 4位トーゴ

これでグループリーグは終了、いよいよW杯も後半戦、決勝Tに突入。ブラジル×イタリア、ドイツ×イングランドが見たかったけど逆の結果になってしまった。波乱らしい波乱はチェコ脱落ぐらいだったけど、そのぶん決勝Tが豪華豪華。8年間待った甲斐があったね!え、4年前?忘れました。


今夜の試合。
ドイツ×スウェーデン
もちろんスウェーデン応援ですが正直厳しそう。堅守速攻でまた終盤に感動を!

アルゼンチン×メキシコ
グループリーグを見終わって、どこに優勝してほしいかといったらアルゼンチンがちょっと抜けていますね。
posted by TSU-KA at 19:12| Comment(3) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

茨の道を歩け

3試合を戦って0勝1分2敗の勝点1、得点2失点7の-5という成績で、黄金世代を擁する日本の4年間は幕を閉じることになった。結果はともかく、年齢的には最盛期であるはずの黄金世代を擁す日本が、内容的にも全く世界にアピールすることなく終わってしまったというのは少なからずショックだ。コンフェデ杯などいくつかの試合で見せた、「日本もこういうサッカーをするんですよ」と胸を張れるサッカーはついに見られなかった。ボランチどころか2列目までが守備に忙殺され、DFラインは常に押し込まれ、ろくに攻撃もできない。ブラジルにはまるで子供相手のボール遊びをされているような屈辱的な試合。中田と中村の涙は世界との差が高くそびえ立つ壁のように目の前に具現化した絶望と、日本のポテンシャルを全く発揮できなかった自らへの悔恨を孕んでいたに違いない。

決定力不足、戦術の無さ、どういうサッカーをするというビジョンの曖昧さ、監督の経験不足、すべてこの3試合に始まったことではない。ただ要所要所で結果だけは出ていたからすべての疑念は不問に処され、先送りにしてしまっていた。そのツケがすべてここで出てしまった。要はチームマネージメントのミスだ。この4年間でアジアで負けないチームを作ることはできたが、本物のW杯(2002年とは大きな差がある)を戦えるチームを作ることはできなかった。アジア予選突破を決めた翌日、中田が言った「このチームにW杯を勝ち抜く力はまだない」という言葉、あれがすべてを物語っていたのだ。W杯を戦うにはあれから更に階段を上る必要があったが、それが叶わなかった。

4年後のことを思うと事情はさらに困難だ。02年そして今回と黄金世代を中心に戦ってきたが次は世代交代を迫られる。アテネ五輪メンバーからドイツの地に立ったのは駒野と茂庭の2人だけ、それ以前にまともな局面で使われたと言えるのも阿部と大久保ぐらい。選手選考だけでなく、サッカーの中身も、この4年間、A代表とユース・五輪代表は全く乖離して存在していた。99ワールドユース、00シドニー五輪、アジアカップを経てスムーズに世代交代を遂行した02年とは違う。このことがまたツケとして具現化してしまわないか、いささか不安だ。

さらに次回大会ではアジアのW杯出場枠は削られるかもしれない。そして他ならぬあのオーストラリアがアジア枠にやってくる(というかすでにアジアカップ予選を戦っているけど)。オーストラリアのAFC編入はどうにもクエスチョンマークだったし今でも違和感があるのだけど(どう考えてもアジアじゃないしね)、まあいいことなのかもしれない。やはりバーレーンや北朝鮮あたりと4チームで予選をやって、上位2位どころか3位にまでチャンスがあるような温い予選をやっていては駄目なのだ。

日本は10数年前と比べてとても強くなっている。アジアでは王者として幅を利かせられるようになったし、出場すら出来なかった五輪やワールドユースの常連にもなりつつある。アウェイのW杯でも欧州を相手に勝ち点を取った。しかし、02W杯の数々の波乱、ユーロ04のギリシャの優勝、アジア予選やアジアカップで日本を苦しめたオマーンやバーレーンやヨルダンの台頭、本命がことごとく敗れ去ったアフリカ予選の大波乱、そして今大会のコートジボワールやガーナの活躍などを見ても、世界はもっと強くなっている。世界中を巻き込んだサバイバルレースの中に、日本もいるのだ。

日本は強くなっているが、世界はもっと速いスピードで強くなっている。4年の時間を曖昧に、漫然と浪費すればきっちり4年分遅れていく。そのことを認識して、日本サッカーの総体としてきちんと将来に繋がるビジョンを持たなければ、世界との差を詰めるどころか、アジアでの現在の地位すら簡単に失ってしまうのではないだろうか。目先の4年を目指すのは監督の仕事、もっと先を見据えるのが協会の仕事だ。右肩上がりに実績を積み上げてきたところに、冷や水を浴びせられた今大会の結果だが、これで尻に火がついて将来の糧にならなければ、報われない。

もちろん悪いことばかりではなかった。アジアカップの連覇、そして3度目のW杯出場。これは確実に歴史に残るのだ。いろいろ入り混じる思いはあるものの、やっぱりジーコにはありがとう、お疲れさまでしたと言いたい。ジャマイカ戦の映像と比べたら、髪の毛もずいぶん減ってしまった。

W杯でサッカーが終わるわけじゃない。16強に行けなかったからいちいち終わっていたらサッカーなど見ていられない。16強どころか、W杯に毎回出られる国すら世界でほんの一握りしかないのだ。どんな強豪国でも必ず挫折を味わっている。一度挫折したからといって、停滞したからといって終わってしまうのならそれは文化ではない。そういう意味でも日本はまだまだこれからなのだ。伸びしろはある。舵取りを間違ってはいけない。次はどんな代表が見られるのだろう。わくわくする。目の前には茨の道。サッカーは続いていく。
posted by TSU-KA at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

惨敗。

もうすっかり割り切れました。ドーハやフランスW杯に比べたら、なんてことない。4年前のトルコ戦のほうがしばらくモヤモヤしてたぐらいで。

ブラジル4-1日本
ジーコ体制最後の試合がブラジル相手の惨敗とはなんとも運命的ではある。プレッシャーのかかる状況で、戦術も作戦もなしに個の力でブラジルと戦えばこうなっても仕方がない。

4-1という数字は、この試合どうこうというよりも、この4年間のチームマネージメントの結果として実にリアルな数字で、この数字を協会が重く受け止めなければ未来に光は射さない。黄金世代がその踏み台になってしまったことが非常に悲しい。が、フランスだってアルゼンチンだってポルトガルだってオランダだって、どんな強豪国でもこんな想いはしてきているはずだ。韓国だってオランダに0-5惨敗があって今があるのだ。また4年後、そして8年後。

総括っぽいことは、たぶんまた後日。しかし、ペルナンブカーノやジルベルトシウバが控えって改めてとんでもないな。

オーストラリア2-2クロアチア
結局クロアチアは日本戦の引き分けが痛かったですね。ああ、これでまたヒディンクの名声が高まってしまった。そして16強の相手はまたしてもイタリア。

グループF:1位ブラジル 2位オーストラリア 3位クロアチア 4位日本

今夜の試合。
グループH スペイン×サウジアラビア
グループH ウクライナ×チュニジア
上のほうはほぼ消化試合。サウジは大勝すればチャンスあります、が。下は直接の2位争い。引き分け以上ならウクライナ。

グループG フランス×トーゴ
グループG スイス×韓国
フランスは2点差以上で勝てば進出決定。フランスが勝つことを想定するとスイスと韓国は負けたほうが敗退。さらにフランスが2点差以上だと、韓国は引き分けでも敗退。逆にフランスは1点しか取れないとスイス韓国が引き分けた場合敗退。さてどうなる。
posted by TSU-KA at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

残る者、去る者

コートジボワール 3-2 セルビアモンテネグロ
2点先制するも前半16分にクルスタイッチが故障、カードが乱れ飛び前半ロスタイムにそのクルスタイッチに替わって入ったナジィが退場、後半2つのPKで逆転負け・・・とセルモンは最後まで散々でしたね・・・。またセルビア代表、モンテネグロ代表として頑張ってほしいと思います。

オランダ0-0アルゼンチン

グループC:1位アルゼンチン 2位オランダ 3位コートジボワール 4位セルビアモンテネグロ
ベスト16でオランダVSポルトガルが実現。オランダにとっては02W杯予選、04ユーロ準決勝のリベンジマッチ。楽しみ。

イタリア2-0チェコ
ガーナ2-1アメリカ
4チームともに突破の可能性を残して最終戦を迎えたグループE。並行して行われる2つの生き残り合戦。一方の試合展開によりもう一方の勝ち抜け条件も変わる。ピッチ上の選手達は知ろうか知るまいか、見ているほうはハラハラ。これこそグループリーグ最終戦の醍醐味。

生き残るためになんとしてでも点を取らなければならないチェコだがコラーを負傷、ハインツもコンディション不良、そしてロクベンツを出場停止で欠き苦しいバロシュのワントップ。イタリアの強固な守備をバロシュ一人でこじ開けるのは難しい。ネドヴェドが奮闘し何度かシュートチャンスを作るがブッフォンが流石と唸るセーブ。22分、ガーナが先制。いよいよこのままだとチェコは勝たなければならない。

裏の試合が動いたときイタリアはネスタが負傷して交代、狂犬マテラッツィを投入。イタリアやべえ、と全国のマテラッツィファンが盛り上がるが26分、右からのコーナーキックをヘッドで叩き込んだのはそのマテラッツィ。こういうこともある。セットプレーで首尾よく先制したイタリアはつつがなく伝統のカテナチオに移行。何度痛い目にあってもここ一番でイタリアのサッカーは変わらない。完全なイタリアペース。さらにチェコはロスタイム、DFポラクが2枚目のイエローを貰って退場、10人になってしまう。チェコ、大ピンチ。

裏の試合では40分、アメリカ・レイナが負傷で交代。直後43分、アメリカが同点に追いつくが束の間ロスタイム、今度は微妙な判定でガーナがPKをゲット、これを決めて再び2-1と突き放す。

追い込まれたチェコは後半、ポボルスキーに替えてスタイネルを投入するがイタリアの牙城は崩れない。ネドヴェドがDFを突破してシュートを放つもまたもブッフォン。糸口の見えないチェコは64分バロシュを下げてヤロリム投入。苦しい台所事情とはいえ、FWがいなくなってしまった。イタリアを崩すには手持ちのカードが少なすぎた・・・。

再び裏の試合に目をやると、後半に入ってガーナにボールを持たれていたアメリカが押し戻している。65分、マクブライドのヘディングシュートが惜しくもポストをたたく。さらに66分ボカネグラのシュートもバーの上。勝者と敗者が隔てられる時間が刻一刻と近づいている・・・。

奮闘していたネドヴェドもさすがに疲れてきた。78分にチェコはDFを下げてハインツを投入するが局面は動かず。84分、ジラルディーノに替わって今大会初の出番を迎えていたインザーギが前がかりのDFラインの裏をとりPAまで独走、チェフを交わして駄目押しゴール。3度目のW杯にして初のゴールを挙げた。

力尽きたネドヴェドは試合後ユーヴェのチームメイトらと健等を称え合い、爽やかにワールドカップを去った。そして死の組を抜け出したもう一方のチームはガーナ。消えかかっていたアフリカ勢の希望の灯を繋いだ。ブルース・アリーナ体制での8年間の集大成を賭けて挑んだアメリカは悔しい涙を飲むことになった。

グループE:1位イタリア 2位ガーナ 3位チェコ 4位アメリカ
posted by TSU-KA at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

GL終盤戦

GL3戦目に突入。1日4試合だけど、同時に2試合ずつなので生で見れるのは実質2試合だから、これまでより楽。消化試合も多いのでちょっと中休みモード。

スイス2-0トーゴ
韓国、フランスと3つ巴で得失点差も大事だったので88分の2点目は大きかったですね。韓国に引き分け以上で突破決定。

ウクライナ4-0サウジアラビア
前節ショッキングな負け方をしたウクライナだが持ち直した。シェバのW杯初ゴールを含む4得点。サウジは前大会に続き欧州にボコられてしまいました。鎖国政策ゆえに対外経験のなさが出てしまうのかも。

スペイン3-1チュニジア
前半8分にチュニジアが先制し、その後もチュニジアのカウンターを受けに回ってしまう意外な展開。しかし後半はアラゴネス監督の積極的な修正が効いて逆転。ホアキン投入が効きましたね。キーパーが飛び出したところを落ち着いて流し込んだトーレスの2点目は何気ないけどやっぱりこういう何気ないとこが世界は上手いんだよなあと思ってしまった。とにかくFWを育てようぜ。

ポーランド2-1コスタリカ

ドイツ3-0エクアドル
ドイツは徐々にエンジンがかかってきたような。まあ相手も相手ですが。エクアドルは突破を決めて気抜けしてしまったかな。

グループA:1位ドイツ 2位エクアドル 3位ポーランド 4位コスタリカ

パラグアイ2-0トリニダードトバゴ

スウェーデン2-2イングランド
前半は完全にイングランド、後半はややスウェーデンのペースで結局ドロー。既に突破の決まっているイングランドもドイツとはやりたくないだろうし、何より38年間スウェーデンに勝てていないという記録もあってか(?)それなりにガチだった。

オーウェンとルーニーの2トップで望んだイングランドだが開始早々4分にオーウェンが右ひざを故障。大会を離脱することになってしまった。あまりに残念・・・。替わりはウォルコットでなくてやっぱりクラウチ。34分の先制弾はDFのクリアを胸トラップしたジョー・コールがワンタッチでそのまま超絶ドライブシュート!これが見事にゴール右隅に決まる。某翼チックだっ。ベストゴール上位確実。

後半持ち直したスウェーデンは54分、右からのコーナーキックをこれまでゴールに見放されていたアルバックがついに押し込み同点。これでスウェーデンは息を吹き返しセットプレーなど何度かチャンスを作るようになるが、終盤85分ジョー・コールのクロスをルーニーに替わって入ったジェラードが押し込んで勝ち越し。ジョー・コールは切れ切れだった。

このまま終了かと思われたがロスタイム、PA右からのスローインがもつれたところをラーションが詰めて回し蹴り気味にゴール。イングランド、やっぱり勝てないのか(笑)。ユーロ04のイタリア戦を思い起こさせる泥臭いロスタイムの同点劇、次の相手はドイツになってしまいましたがこれでノッていってほしいところ。イングランドはルーニーが戻ってきたと思ったらオーウェンが離脱、FWが3人しかいない厳しい台所事情に。イングランドの命運はいままさにクラウチに委ねられた!!!

グループB:1位イングランド 2位スウェーデン 3位パラグアイ 4位トリニダードトバゴ

ポルトガル2-1メキシコ
ポルトガルはデコやCロナウド、パウレタらを温存。半ば消化試合だったのにカードが乱れ飛び、双方にPKが与えられる激しい試合に。立ち上がりから飛ばしていったメキシコだけどボルヘッティがいないためなかなか前線にボールが収まらずもどかしそうだった。最後は両者とも疲れ気味。メキシコは本当によく走るチームですねぃ。

アンゴラ1-1イラン
これで一応アジアは全チーム勝ち点は持って帰りましたね・・・。

グループD:1位ポルトガル 2位メキシコ 3位アンゴラ 4位イラン
posted by TSU-KA at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月19日

小さな足跡

日本0-0クロアチア
決定的な彼のシュートが外れたのも、PKを防いだのも全てひっくるめての勝ち点1は、これが現状の精一杯かなあと思う。確かにあのシュートが外れたシーンは頭に来たがあのプレイ一つのせいで勝てなかったわけでもないし、決定力不足も今に始まったことではない。ジーコの采配は緒戦よりも適切だったと思うけど一戦遅かった。全てを含めて、あくまでこの4年間なりの精一杯、ではあったのではないかなと思った。その是非については全てが終わったあとにそこかしこでいくらでも議論されるだろう。

日本なんて楽勝、と吹いていたクラニチャール以下に一泡吹かせて、アウェイのワールドカップでの初の勝ち点1。これもまた、僅かであっても前進であり歴史の積み重ねである。かといって、大会終了後マスコミが“感動をありがとう!”状態になるのは御免だけれど・・・。

おっと、まだ終わったわけではなかった。残された希望はブラジルに2点差以上で勝つこと。うーん、なんとも絶望的な希望だな(笑)。

あ、加地さんはかっこよかった。ペットボトル係と揶揄されていた頃からよくぞここまで・・・と胸が熱くなりましたよ。

ブラジル2-0オーストラリア
相変わらずなんだか体が重そうな(ロナウドの体重のことではない!)セレソン。それでもオーストラリアがいっぱいいっぱいにやって2-0だから流石なんですけども。

フランス1-1韓国
開始早々9分にアンリがフランス代表にとって優勝した98年大会以来のW杯での得点を決める。ここまではよかったが、その後は再び煮え切らないプレーに終始。といっても守備ブロックはさすがに堅実で、前半など韓国にほとんど何もさせなかった(韓国のシュートも実質0本)のだが、マイボールになると不思議なほど走らない。中盤でボールを持っても連動した動きが少なく、縦に入れようにも出しどころがなく、サイドで囲まれてもフォローがない。クロスを入れても中に誰もいない。誰も走ってないんだもの。

32分にはジダンのコーナーキックをヴィエラがヘディングシュート、これをGKイ・ウンジェがゴールの中ではじき出して結果ノーゴールの判定。極めて微妙な判定ではあったが同情はできない。

後半に入ると形勢不利な韓国はイ・ウリョンに替えてソル・ギヒョンを投入、彼を最前線に置いてロングボールを放り込む戦術にチェンジする。覇気のないフランスと単調な韓国、ひどく退屈なゲームになってしまった。

フットボールの神様はフランスの怠慢を許さない。81分、右からのコーナーキックを左のチョ・ジェジンが頭で落とし、パク・チソンが浮かしたボールはGKバルテズの頭上を越えてフランスゴールに吸い込まれた。

これで焦ったフランスは見違えるような勢いで攻めに出るが残された時間は少なく、逆にアビダルとジダンがイエローカードを貰って次節は出場停止。フランスは前回大会から数えて5試合連続未勝利に終わった。


フランスは内部に問題でもあるのか、それとも1点取れば安心だと思ってしまったのか。ちょっとこの覇気のなさは解せません。ユーロ04で敗退したときにジダンだったかが言っていたと思うんですが、「我々はもう自分達が強豪国ではないということを認識する必要がある」という言葉、まだ覚えているでしょうか。


今夜の試合。ちょっと休憩しようかなと(笑)。
グループG トーゴ×スイス
グループH ウクライナ×サウジアラビア
グループH スペイン×チュニジア
posted by TSU-KA at 20:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

もう1つの“死の組”

ポルトガル2-0イラン
ポルトガルはデコが復帰。イランはダエイが負傷でベンチに。ま、イランにとってはそのほうが・・・ね。ポルトガルの猛攻をよく耐えしのいだイランだったが63分デコのミドル弾でついに力尽き、寄り切られた。まあスコア通りの内容でしたかね。フィーゴのパスから生まれたデコのミドルは動くボールをダイレクトでアウトサイドで蹴って左サイドネットへズドン。ビューチホー。

ガーナ2-0チェコ
ガーナはその走力と細かいパス回しを生かしてチェコDFをかく乱し、アッピアーとギャンのシュートが何度もチェコゴールに襲い掛かる。前半2分にいきなり先制すると守ってはネドベド、ロシツキー、ポボルスキーのスペースをきちんと消しにかかり自由にプレーさせない。チェコは66分にウィファルシが退場するともはや防戦一方、GKチェフが幾度もスーパーセーブでガーナの猛攻を阻止するも報われず、82分にムンタリの追加点が決まりガーナがアフリカ勢に今大会初勝利をもたらした。

ガーナは本当によく走るチームでした。攻撃はもちろんボールをロストした後の戻りも早い。チェコはDFが前節と一転して崩されまくり、GKチェフのスーパーセーブ連発とガーナの前節同様の決定力不足(PKも外している)がなければ3点、4点、5点と奪われていてもおかしくない内容。大会直前のスミチェルの離脱に続きコラー、バロシュの負傷と攻撃陣のアクシデントが連発し、攻め手がほしいところで切るカードがなかったのも響きました。おまけに次のイタリア戦はロクベンツもイエロー累積で出れません。快調なスタートから一転、苦境に追い込まれました。

アメリカ1-1イタリア
前節ショッキングな負け方をしてもう失うものはないアメリカは序盤から猛攻を仕掛ける。イタリアはそれを受けて慎重にならざるを得ず、引き気味に序盤を進める。守るイタリア、攻めるアメリカ、しかし先制点はイタリアの方に入った。22分、右からピルロのFKにジラルディーノが頭で合わせて先制。猛攻を仕掛けながらあっさりゲームプランを崩されたアメリカにとっては心が折れてしまいそうな展開だ。

がしかし直後27分、今度はアメリカのFKを処理しようとしたDFザッカルドがまるでオウンゴールのお手本のような見事なオウンゴールを自軍ゴールに蹴りこみまさかの同点。さらに28分、ハイボールを競った際にデロッシがマクブライドにエルボーを食らわせ一発退場!マクブライドは額から流血。イタリアのエンタテインメントなコンボによって試合は突如として混迷を極め、数分前とはまるで別の様相を呈していく・・・。

イタリアは既にイエローを貰っていたトッティを下げて負傷の癒えたガットゥーゾを投入。イタリアピンチかというムードが漂う中、前半ロスタイムに今度はアメリカのマストロエーニが後方からのタックルで退場!そして後半立ち上がり47分には同じくアメリカ・ホープが2枚目のイエローで退場!一人、また一人と選手が消えていく・・・ってこれなんてミステリー?

10人対9人の戦いとなった後半、イタリアは54分にはザッカルドに替えてデルピエロ、61分にはトニに替えてイアキンタを投入し勝ち越しを狙う。USAコールの中、必死に耐え忍ぶアメリカ。結局スコアは動かず乱戦はドローで幕を閉じた。


うーん、これは起きてて良かったと言えるんかなあ(笑)。イタリアは懸念の気性の荒さが出てしまいましたねぇ。混戦E組の重要な一戦だっただけにまともな試合で見たかったところ・・・。

しかしこの結果によってイタリアとチェコのどちらかが敗退する可能性が出てきました。特に攻撃陣が手薄になってしまったチェコは大ピンチです。


今夜の試合。
グループF 日本-クロアチア
川口と中田英にとっては8年前の復讐戦でもある。とにかく勝つしかない!そしてあのブラジルに勝てば決勝T進出、という夢のようなシチュエーションを手に入れるのだ。

グループF ブラジル-オーストラリア
得失点差を考えるとブラジルに大勝してほしいところ。ジーコのためにちょっと頑張りなさいよ!

グループG フランス-韓国
前節を見るとフランスは非常にまたやらかしてしまう感じが漂います。そっくりさんでなく本物のアンリを連れてこないと。
posted by TSU-KA at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。